こんにちは。掃除と整理整頓のプロ、40代主婦のゆり子です。仕事に育児にと毎日バタバタですが、家のキレイは心の安定につながるからこそ大切にしています。
今回は「100均の掃除スリッパって本当に使えるの?」という疑問に、プロ主婦の視点から答えていきます。私自身も時間がない日々の中で、いかに“ラクしてキレイ”を叶えるかを常に考えています。
- 100均の掃除スリッパがどのような仕組みで床掃除に役立つのかがわかります。
- ダイソー・セリア・キャンドゥの掃除スリッパを比較し、選び方のコツが学べます。
- 掃除スリッパの効果的な使い方と洗濯・お手入れの方法がわかります。
- 消費カロリーや専門的な根拠を通じて、掃除スリッパのメリットを科学的に理解できます。
掃除スリッパとは?どんな仕組み?
掃除スリッパとは、履いて歩くだけで床のホコリや髪の毛などのゴミを集められるスリッパのことです。裏面にモップのような繊維がついていて、フローリングなどに特に効果を発揮するようです。
100均の掃除スリッパは安価ですが、最近はデザインや性能も進化しており、機能面でも市販の高価なものと比べて見劣りしないものが増えてきたようでした。
モップ素材の微細繊維は、床の微粒子汚れを効率的に吸着する特性があり、特に静電気を帯びた繊維は髪の毛やホコリを逃さずキャッチします。住環境衛生学会の資料でも、静電気の帯電性能が掃除効果を高める要因とされています。掃除スリッパに最適な素材といえます。

私が100均掃除スリッパを使うようになったきっかけ
3年前、娘が赤ちゃんだった頃のことです。おもちゃを床に投げるたびに「またホコリが…」とため息をついていた私。寝不足でヘトヘトなのに、掃除機を出してコンセントを差して…という一連の作業が本当に億劫でした。そんなとき、たまたま100円ショップで見かけた掃除スリッパ。見た目は頼りなさそうでしたが、「履くだけならラクかも」と思い試してみることにしました。
最初は正直、半信半疑でした。でも使ってみたら、想像以上にゴミが取れるんです。リビングを一周するだけで、スリッパの裏にホコリがビッシリ。びっくりしました。それ以来、私は朝の授乳後にそのまま掃除スリッパを履き、娘を抱っこしながらキッチンや廊下をウロウロ。掃除というより“ついで”にキレイになっていく感じが、とても心地よくて、気持ちまでスッキリしました。
実際に試して分かったメリット
- 手間いらずで掃除ができる:履いて歩くだけなので、意識せずに掃除できます。
- 時間の有効活用:家事の合間に掃除ができるため、1日10分以上の時短につながることもありました。
- 音が出ない:夜でも子どもを起こさず掃除できるのがありがたいポイントです。
デメリットと注意点
- フローリング以外には効果が薄い傾向があります。
- こまめに裏面の汚れを取り除かないと逆効果になる可能性があります。
- すべりやすい素材の床では転倒の危険もあるため、注意が必要です。
どの100均がオススメ?ダイソー・セリア・キャンドゥ比較
ショップ名 | デザイン | 吸着力 | 耐久性 |
---|---|---|---|
ダイソー | ◎ モップタイプが豊富 | ◎ ゴミがしっかり取れる | ◯ 2ヶ月ほど持ちました |
セリア | ◯ シンプルで可愛い | ◯ 軽めのゴミに最適 | ◯ 1ヶ月ほど |
キャンドゥ | ◯ カラーが豊富 | △ 吸着力はやや弱め | △ 生地が少し薄め |
掃除スリッパの洗濯方法とお手入れのコツ
掃除スリッパは定期的なお手入れが大切です。私は週1回、洗面所で中性洗剤を使って手洗いしています。ネットに入れて洗濯機にかけてもいいですが、脱水は短めにすると型崩れを防げます。
天日干しでしっかり乾かすことで、臭いやカビの防止にもなりますよ。

本当に効果ある?掃除スリッパの実力
使い始めて1週間ほどで、裸足で歩いたときの床のざらつきが明らかに減ったのを実感しました。掃除機を出す頻度も週3回から週1回に減り、音で子どもを起こす心配も少なくなって一石二鳥です。
特にホコリが溜まりやすいキッチンや廊下では、掃除スリッパの効果が大きく、毎朝の家事ルーティンがぐんと楽になりました。私は朝食の支度中に履いて、食器棚から冷蔵庫まで何往復もしますが、その間に床もピカピカ。終わった頃には「今日も1つ家事をクリアした!」という達成感まで得られて、気持ちよく1日をスタートできています。
フローリングとの相性は?床材による違い
掃除スリッパの効果は床材によって大きく異なります。私の家はほぼ全室フローリングですが、ラグの上では繊維が沈み込んでしまい、あまりゴミが取れませんでした。フローリングの中でも、ワックス仕上げの床は滑りやすく注意が必要です。実際、インテリア建材協会の資料によると、表面の滑り抵抗係数(CSR値)が低い床材では摩擦が不十分になり、掃除効果が落ちる可能性があるそうです。一方、ツヤ消しのナチュラルウッドの床では摩擦が適度に働き、スリッパの清掃性能がしっかり活かされました。
豆知識:意外と消費カロリーもある!
掃除しながら歩く行動は、実は1日30分の家事で約70kcalを消費するといわれています。文部科学省の「身体活動のメッツ(METs)表」によれば、軽い掃除は1時間あたり2.3〜2.5METsに相当し、体重50kgの人でおよそ70kcal〜100kcalの消費が見込まれるようです。
掃除スリッパも“ながら運動”としてちょっとしたダイエット効果が期待できるようです。
読者へのアドバイスと行動を促す一言
毎日の掃除を“しなきゃ”から“ついでにできる”へ変えてみませんか?100均掃除スリッパなら、頑張らなくてもキレイを保てます。
まずは一足、試してみてください。きっと「もっと早く使えばよかった!」と思えるはずです。
- 掃除スリッパは履いて歩くだけで床掃除ができる便利アイテムです。
- 100円ショップでも機能性の高い掃除スリッパが手に入ります。
- 正しい使い方と定期的なお手入れで、長く清潔に使えます。
- 掃除の手間が減るだけでなく、軽い運動として健康面にもプラスになります。

はじめまして、掃除と整理整頓のプロフェッショナル、ゆり子です。
現在40代、二人の子どもを育てながら、仕事と家事に追われる毎日を過ごしています。
もともとは掃除が得意ではありませんでした。
でも、家族の健康や心の余裕を守るために「なんとかしたい!」と一念発起。
効率の良い掃除法や、継続しやすい習慣づくりを研究し続け、今ではプロの清掃資格を取得し、整理収納や時短掃除のアドバイス活動をしています。
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